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ホオズキの遊び方

  • 氷水
  • 2014年8月28日
  • 読了時間: 2分

 お盆といえば実家に帰って家族団らん、久しぶりに会った親族と楽しく過ごす方が多いでしょう。といいつつ、私はバイトに明け暮れていました。実家に住んでいるのでどこにも行く予定がなかったのです。

 そんなお盆の時に仏壇に色を添える、ホオズキの遊び方を御存じでしょうか?ホウズキは飾りだけではなく、笛にもなるのです。しかしそこに行くまでが大変なのです。今回はそのやり方を詳しく書いていきましょう。

 まず一番のポイントは、外の葉を剥き中の実が赤くて張っているものを選ぶことです。ホウズキ笛は実の皮を使用します。破けやすい硬いものや青いものは使えないので真剣に選びます。

いい実を見つけたらひたすら揉みます。揉んで揉んで揉みまくります。ホウズキを触ると分かるのですが、中に種が沢山ある芯のようなものがあります。これを解さないといけないのです。この作業はだいぶ根気が必要となります。爪を立てて触ったり、力を入れ過ぎてしまうと、実の皮が破けてしまい、笛が吹けなくなってしまいます。指の腹で優しく揉んでいかなくてはならないのです。ちなみに私は飽き性なのでしょっちゅう破ってしまったり、辞めてしまったりしています。

 この揉みの作業の終わりは、ホウズキの芯を中から抜き出すことです。抜き出し口は実と葉っぱの接続部です。ここからすんなりと芯が出るようになるまで続けていきます。私も綺麗に作ろうと頑張ったのですが、全滅させてしまいました。そのため参照画像がありませんがご勘弁を。

 綺麗にとれたホウズキの実は皮だけになります。オレンジの部分だけになります。それを口の中に入れて、息を通すと音が鳴ります。ぴーっというような草笛に近いような高い音です。ホウズキの汁が苦いので、苦いのが苦手な方は注意してください。

 ザックリとした説明ですが、このような感じでホウズキの笛が作ることができます。ぜひ来年にもチャレンジしてみてください。

 
 
 

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