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カレー企画第一弾! 夏といえばカレー!

  • ぱくちー
  • 2014年8月29日
  • 読了時間: 2分

 汗をかく暑い季節だからこそ、食べたくなるカレー。スパイスを多用するカレーには身体に嬉しい効果が盛りだくさんだ。中でも、カレーに欠かせないスパイス「ターメリック」は、消化作用や新陳代謝の活性をよくする働きがあり、体質改善や皮膚病にも用いられる。実は、この「ターメリック」、和名で言うと「ウコン」なのだ。「ウコン」と言えば、お酒を飲む前後に摂取することで肝臓の働きを助ける効果があることで知られている。

 カレーには他にも、コリアンダー、クローブ、シナモン、フェンネル、クミンなど様々なスパイスが入っている。そのどれもが胃に良く、夏の食欲増進、消化促進などに役立っている。これは、香辛料の刺激が、消化器の血流を促進し、胃液を分泌させるためだ。

 また、辛いという刺激により、体を活発に働かせる交感神経が活性化。体温を上げることで発汗が促され、体の熱が外へ放出される。つまり、体の熱が下がるのだ。汗をかいたら暑そうに見えるが、実は逆。暑い地方の料理が辛いのは、少しでも涼しくなろうとする人間の本能が生んだものなのかも知れない。

 中国やインドの伝統医学もスパイスと密接に関係している。生薬として昔から活用されてきたスパイスは、医薬品にも使われることが多く、種類と組み合わせによって健康への有用性も期待されている。

 美味しいだけでなく、健康にも良いカレー。ピリッと刺激的なスパイスと上手につきあって、元気に涼しく残暑を乗り切ろう。

 
 
 

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