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難しいが、美しく奥深い日本語

  • 高野
  • 2015年4月24日
  • 読了時間: 1分

 大学生活の中で思い知らされるのは、日本語の難しさだ。もちろん、私たち日本人にとって英語や中国語など外国語も難しいが、日本語も同等に難しいと感じる時がある。美しい言い回しは何だろうと、ついインターネットであれこれ調べてしまう。

 例えば、相手を不快にしない謝り方は「ご指摘のとおりです」である。「申し訳ございません」は何度も使う言葉であり、使いすぎると逆に相手に不快感を与えてしまう。

そして、学生が使う頻度が高い「了解しました」という言葉。私自身もつい癖になってしまっているこの言い回し。正しくは、「かしこまりました」。上品さがアップする、美しい日本語の一つである。

 さらに、失礼が重なった時の言い回しは「非礼の数々、お許しください」と謝罪の意を表す。「失礼いたしました」だけでは足りないからだ。学生のうちはあまり使わないかもしれないが、知っていて損はないだろう。

 言い回し一つで驚くほど変化する日本語。本当に難しいが、とても奥が深く、美しいと感じるのは私だけだろうか。

 
 
 

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