top of page

世界水泳金メダリスト・瀬戸大也選手に聞いてみた!

  • ぱくちー
  • 2015年9月15日
  • 読了時間: 3分

 今や世界的に有名な水泳選手となった瀬戸大也選手(早稲田大3年、毛呂山町出身)。しかし、彼も私たちと同じ大学生である。

「名前は知っているけど、一体どんな人?」

「普段は何をしている?」

「もうなんでもいいから彼のことが知りたいの…!」

 そんな麗しき女子のご希望に応えようと、我々ライターデザイン同好会は埼玉県知事表敬訪問の後、瀬戸選手に独占取材を敢行した。

――練習や試合など大変だと思いますが、どうやってモチベーションを上げていますか?

瀬戸:終わった事をわーわー言わずポジティブになって、しっかり日々積み上げていくことです。そうすると物事がちゃんと進んでいったりいい感じになっていくので、とにかくポジティブに考えるようにしています。

(一言:海のない埼玉県で、悲観せず前向きに泳いできた男の言葉には重みがある。失敗してもくよくよ考えないのが大事なようだ)

――水泳の次に好きなことは?

瀬戸:スポーツ全般好きですし、なんとなくほかのスポーツもできます。なかでもスノーボードやスケートボードが好きですが、怪我が怖いので五輪までは封印しようかなと思っています。

(一言:スノーボードといえば、私たちの大学でもサークルが発足するほど若者に人気のスポーツだ。同じ大学生として親近感を抱いた瞬間!)

――休日なんかも過ごされるときはスポーツを。

瀬戸:そうですね、インドアよりアウトドア派なので。自動車も持っているので友達とドライブに行ったりもしています。

(一言:休日というとどうしても普段の練習の疲れを癒すことで終わりがちだが、そこはさすが大学生。水泳にも、遊びにも全力投球だ。まさに「私をスキーに連れてって」……!その一言である)

そして、金メダル選手ならば誰もが体験するであろうあの事について質問。

――様々な大会でメダルを獲得されていますが、その中で金メダルを噛んだことはありますか?

瀬戸:2年前の世界水泳のバルセロナでは、カメラマンの方から「瀬戸さん噛んでー!」って言われたので噛んだんですけど、まあ噛むのはあんまり良くないですね。五輪で(金メダルを)獲ったらキスくらいはいいんじゃないかと。

(一言:噛むのはNGとのことだったが、求められたら出来る限り応えたい、そんな彼の優しさが垣間見えた)

――最後の質問です。私は昔水泳をやっていたのですが、なかなか上手く泳げるようにならなくて。水泳が上手くなるコツを教えてください。

瀬戸:水の中はすごく難しくてなかなか思うように泳げないと思うんですけど、水と喧嘩しないように柔らかく泳ごうと思って。そういう風に考えるといい泳ぎになったりするので、無理矢理じゃなくて柔らかく、という感じです。

(一言:大会中、「水と喧嘩してるような感じがした」と話していた彼。仲直りするために、水に真正面から向き合う誠実な姿勢を感じた。そして、いくつかの質問のなかでも一番目を輝かせ、顔をほころばせた。やはり、好きな事を話しているときは誰でも楽しいのだろう)

 まだまだ聞きたい事はたくさんあったが、ここで時間切れ。少しだけだが、普段見られない瀬戸選手の一面を覗くことができた。リオ五輪まであと一年。彼が笑顔で金メダルにキスをする日を私たちは待ちわびている。

 
 
 

コメント


戻る

© 十文字学園女子大学 十文字ライターデザイン同好会

bottom of page