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草加松原

  • 大空裕美
  • 2014年8月24日
  • 読了時間: 1分

 草加松原は国指定の名勝で、「おくのほそ道」の風景地のひとつである。松尾芭蕉が実際に歩いたとされ、芭蕉とその弟子河合曽良の肖像がある。芭蕉は「おくのほそ道」で、草加のことを「もし生きて帰らばと、定め無き頼みの末をかけその日ようよう草加という宿にたどり着きにけり。」と記している。この場所は、日本の道の100選にも選ばれている日光街道のひとつでもある。

 草加市にはおせんべいの店が多くあるが、お店ごとにそれぞれのこだわりがあり味が異なっている。さすが「草加せんべいの町」である。ちなみに、草加市のゆるキャラは“パリポリくん”という笑顔が素敵な男の子だ。せんべいを持っていて愛らしい。

 草加松原の道には、埼玉県の旧国名である「武蔵国」のむさし(634)から634本の松の木が埋められている。歴史を感じながら歩くことができて、とても涼しく、気持ちが良い。天気の良い日には百代橋からスカイツリーも見える。ウォーキングやジョギングをしている人が多く、運動するにもピッタリな場所である。機会があれば足を運んで、実際に見て由緒ある街並みを感じてほしい。

 
 
 

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