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女性に嬉しい柚子茶とその効果

  • 高野
  • 2015年2月3日
  • 読了時間: 2分

 最近のマイブームは「柚子茶」である。毎朝、朝食の前に飲むのが習慣になっているほどだ。柚子を皮ごと薄切りにし、砂糖やハチミツに二週間ほど漬け込んでマーマレード状になったものが柚子茶である。お湯に溶かしたり、水で割って飲んだりするのが一般的な飲み方で、最近ではお酒で割って飲む大人も少なくはない。

 そもそも柚子とは、中国原産のミカン科の植物で柑橘類の果実で、日本では高知県や徳島県、愛媛県などが主な産地である。特に高知県と徳島県では、全国の生産量の70%を占めている。毎年12月の冬至の日に柚子湯に入るとその冬の間、風邪を引かずに過ごすことができるといわれている。これは、江戸時代から始まった習慣であるといわれている。美容・健康に良いビタミンC、ミネラル、鉄分などが豊富に含まれており、爽やかな香りには精神をリラックスさせる効果が、皮には、疲労回復・血行促進・美肌・保湿などの効果がある。

 そんな柚子には大きく分けて三種類ある。一つ目は「本柚子」と呼ばれ、香気が高く果汁は酸味が強いものである。二つ目は、「花柚子」と呼ばれ、「本柚子」より小ぶりで香りは弱く、果汁の量が多い。料理の香りづけに最適である。最後は「獅子柚子」と呼ばれるもので、直径20センチ以上、重さは1キログラムにもなる大きな柚子である。「鬼柚子」、「ジャガタラ柚子」といった別名が存在する。

 柚子茶の作り方はとても簡単で、自宅でも簡単に柚子茶を作ることができる。手順は、まず用意した柚子をよく洗い、皮と果肉に分ける。皮は千切りにし、果肉は種だけ取り出し細かく切る。それらを混ぜ合わせ、消毒したビンなどに砂糖と交互に詰めていく。そのまま常温保存し、2週間たてば完成だ。一杯分のカロリーは約70から100キロカロリーと低めで、女性にはうれしい要素がたくさんあるのではないだろうか。さらに、蜂蜜を加えてもよし、甘さ控えめにアレンジするのもよしで、楽しみ方はひとそれぞれである。

 これを機に、柚子を使ってさまざまな料理に挑戦してみるのもいいかもしれない。私自身は、これからも柚子茶を朝の習慣にしていこうと思う。

 
 
 

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