「笑顔でベストパフォーマンス」 リオ五輪へ意欲 世界水泳金の瀬戸大也選手 埼玉県知事を表敬訪問
- ぱくちー・高野
- 2015年9月15日
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ロシア・カザンで開催された第16回世界水泳選手権の男子400メートル個人メドレーで金メダルに輝いた瀬戸大也選手(早稲田大学3年、毛呂山町出身)が8月19日、埼玉県庁に上田清司知事を表敬訪問し、大会の報告を行った。上田知事からは埼玉県体育賞会長特別賞が贈呈され、瀬戸選手は「笑顔でベストパフォーマンス」と書かれた色紙を手に、今大会を振り返った。
「やっぱり、200メートルバタフライや個人メドレーのときは表情が硬いような感じがして――」。最初の競技200メートルバタフライで6位、続く200メートル個人メドレーでは決勝進出ならず。期待された優勝を逃し続け、金メダルを意識するあまり「水と喧嘩しているような感じがした」という。そこで最終種目となった400メートル個人メドレーに向け、「笑顔でベストパフォーマンス」することを心掛け、4分8秒50という自己ベスト記録を更新し、見事来年のリオ五輪への出場権を手にした。
これからの目標について瀬戸選手は、「リオ五輪内定をもらっているのでこの一年間を有効に使い、金メダルが取れるように頑張っていきたい」と真剣なまなざしで話した。また、埼玉県の水泳ジュニアに向けて「何事もポジティブに考え一つ一つの大会で頑張っていけば強くなれる」と、同じ場所から這い上がってきた経験から「自分のことを追いかけてもらえたら嬉しい」との思いを語った。
瀬戸選手は初の五輪出場に向け、「とても楽しみ」と笑顔を見せ「とにかく自分にできるベストパフォーマンスをすれば結果がついてくると思う。(前回の五輪は出場できなかったので)悔しさも込めて臨んでいきたい」と力強く語った。
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